スィートバジル 99/09/03

スィートバジル

■春に種から育てたスィートバジル。今年のバジルはとびきり元気がいい。今日はこれを収穫して、ちゃんとした「ジェノベーゼ・ペースト」を作ろうと思ったんだけど、松の実がなかったので延期。うーん、残念!

■栽培は簡単。春、よく肥えた土に種を蒔いて、土の表面が乾いたらたっぷり水をやり、本葉が数枚になったら芯を止めて(てっぺんを摘んで切ってしまうことです。これによって脇芽がどんどん成長するので、ためらっていると、なんの得にもなりません)気長に伸びるのを待ちます。もしも花穂が出てしまったらすぐに使えなくなるので、花穂もこまめに摘みます。私は市販のプランターではなく、ワインの木箱を利用しています。土もたっぷり入り、奥行きも深く、ごきげんです。

■ある朝、みごとに食い荒らした葉とりっぱなフン。こりゃ、ヨトウムシの仕業です。案の定、土を箸で軽くほじると、満腹で寝ているヨトウムシが。何匹も不法滞在していました。毎日毎日、掘っては退治。もうこれが最後だろうと思うと、翌日も新しいフンが。まだいるか〜(笑)。ベランダなので、鳥にやられることもなく、きっとヨトウムシ・パラダイスだったに違いない!(結局、7月終わりから8月なかばまで戦いは続いた)。それにしても、もう絶望的と思うぐらいの穴ぼこだらけのバジル。私が食べる前にやられたことがショックでした。ヨトウムシは見かけによらず大食漢ですからね。

■ここ数日、ちょっとしのぎやすくなってきたと思ったら、バジルもいっきに大きくなりました。今年はヨトウムシのおかげ(?)か、花穂の出も遅く、これからたっぷり使えそう。楽しみ、楽しみ。