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03/06/01
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今年は細いアスパラガスがだいぶ出回っています。うれしい! このアスパラガスのリゾットは、細かく切って、下ゆでせずに使います。だから、アスパラガスの旨味が米に染みこんで、アスパラ好きにとっては季節を堪能できる料理になるんです。できたてを逃すと味がどんどん落ちるので、あとは食べるばっかりにして出来上がり待ちましょう。
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■材料(2人前)
リゾット米…1合
アスパラガス(細)…1束
玉ネギ(小)…1/2個
ブイヨン…1/2個
水…適宜
オリーブオイル…大さじ1
塩…適宜
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■作り方
(1)
玉ネギはみじん切りに、アスパラガスは穂先を3センチほどの長さに切り、残りは細かく刻む。
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(2)
厚手の鍋にオリーブオイルを熱し、まず玉ネギを炒める。
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(3)
玉ネギがやや透き通ったら、リゾット米(洗わずに使用)を入れて炒める。
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(4)
米よりも2センチほど上になるように水を入れて、ブイヨンを加えて中火〜弱火にする。
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(5)
すぐに細かく切ったほうのアスパラガスを入れる。穂先は仕上げ直前に入れるので残す。
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(7)
水分が足りなくなったら少し水を足し、そろそろ完成と思われる3〜4分前にアスパラガスの穂先を入れて混ぜ、味をみて、塩が足りないようであれば塩、あるいは細かく砕いたブイヨンを足す。好みでパルミジャーノ・レッジャーノ(直前におろしたもの)を足す場合はチーズの塩分が加わるので、少し塩気が足りない程度にしておく。(4)〜(7)の時間は15分前後。
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【コツ】
●米はイタリアのリゾット米「カルナローリ」(カルナロリ)を使っています。少し芯を残すぐらい(アルデンテ)にあげるのがイタリア流ですが、イタリアでもいろいろですから、自分の好みでいいと思います。今回のレシピには、あえて水の量を書きませんでした。というのも、野菜からも水分がでますし、私が作るときにも、米の分量は計りますが、水は米の位置で決めるために、わざわざ計ったりしないからです。それでもちゃんとできます。
●どれぐらい水分をとばしたらいいんだろうか、と聞かれました。好きな加減でいいのです。少しベチャッとしたのが好みの人もいるでしょうし、アルデンテは苦手という人だっているはずです。自分の好みの加減にできるのが家庭料理のよさですから、どうぞ好きなスタイルで。
●ただし、できあがったらすぐに食べてください。あっという間に、水分を含んで、どんどん味が落ちてきます。
●私が使っているのは、ポルチーニのリゾット用ブイヨンです。これは日本で売られていないので、イタリアに行ったときにまとめて購入してきました。2社あります。イギリスでも見つけました。コンソメなどで代用できます。
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