伊達巻
02/12/25

おせち料理の定番「伊達巻」。黒豆やきんとんを作る家庭はあっても、伊達巻なんてとてもとてもと思ってらっしゃる方も多いようです。でも、オーブンが普及してますから、生地を流し込んで焼き、巻くだけの簡単レシピなんですよ。味がなじんでくると、とても本格的な味になります。一度このレシピで作り、二度目からは、お好みで甘さを調節してください。甘さが調節できるのも、また手作りのよさと思います。
伊達巻

■材料
卵…6個
白身魚のすりみ(もしくは、はんぺん)…150g
だし汁…大さじ2
みりん…大さじ1
素精糖(もしくは砂糖)…大さじ3
はちみつ…大さじ4
塩小さじ…1/2
しょうゆ…小さじ1/2
材料写真

■作り方
(1) オーブンを180度に予熱します。
手順1

(2) ミキサーに材料を全部入れてよく混ぜる(包丁もまな板も不要)。卵は殻が入ってしまうのを防ぐために、いきなりミキサーに割り入れないで、皿やボウルにひとつ割ってはミキサーに入れるというのを繰り返す。
手順2

(3) 天板にクッキングシートを敷き(このとき、やや大きめに切って、四辺を少しだけ立ち上がらせるのがコツ)(2)を流し入れて、予熱の終わったオーブンの上段に入れて25分ほど(きれいな焼き色がつくまで)焼く。
手順3

(4) ほどよい焼き色がついたらオーブンからクッキングシートごと出し、鬼すだれの上に新しいクッキングシートをのせて、その上に焼き上がった生地をひっくり返してのせる。
手順4

(5) 数分間冷ましてから、焼くときに使ったクッキングシートをはがし、新しく下に敷いたシートをずらしながらくるくる巻く。
手順5

(6) 巻き終えたら鬼すだれで巻いて、両端をゴムで止め、しばらくそのまま置いて伊達巻の表面に凹凸をつける。
手順6

(7) 冷めたらビニール袋に入れて冷蔵庫へ。翌日から翌々日が味がなじんで食べ頃。



【コツ】ミキサーとオーブンさえあれば、あっという間にできてしまうのが伊達巻です。しかも、自家製なら甘さの調整も簡単。ぜひ、お試しください。鬼すだれがない場合は、普通の「まきす」でどうぞ。