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01/11/08
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ようやく秋も深まって、焼き菓子にぴったりの季節になりました。スノーボールを作ろうとして棚を見たら、開封したココナッツフレークがありました。スノーボールはクルミやアーモンドプードルで作りますが、ココナッツフレークでそれっぽく、しかもフードプロセッサーでやったら手軽でバターもやわらかくならずにいいかも。そんなことから試作が始まりました。何度か作ってみて、甘さや食べやすい大きさのレシピに落ち着きました。さっと作ることができるレシピをいくつか持っていると、ティータイムも楽しくなりますね。
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■材料
(焼く前の重量10gのもの42個)
薄力粉…200g
無塩バター…130g
ココナッツ・フレーク…80g
グラニュー糖…40g
塩…ひとつまみ
なかない粉糖…適宜(60〜70g程度必要)
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■作り方
(1)
オーブンを170度に予熱する。
(2)
バター以外の材料を計量しながら、カッターをセットしたフードプロセッサーに入れていく。
(3)
冷蔵庫から出したての無塩バターを1.5センチ角に切り、(2)に入れる。
(4)
フードプロセッサーをフラッシュモード(連続運転ではなく、ガッガッガーッとオンオフを繰り返す)で回し、材料が均一になって団子状になったら生地のできあがり。運転時間は40秒から1分ぐらい。
(5)
天板にクッキングシートを敷き、(4)の生地を1個10gで計量しながら手早く丸め、少し間を開けながら天板に並べていく。
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(6)
オーブンの真ん中の位置に入れて25分間を目安に焼く。
(7)
オーブンから取り出したら、クッキングシートごとそっと網などの上に移して冷ます(くれぐれも慎重に)。ほんのり余熱が残ってる状態でボールに入れた粉糖の中をやさしくころがして、白くまぶして仕上げる。
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●無塩バターを切るときは、あくまでも手早くします。大きさが多少不揃いでもかまいません。
●オーブンから出したてはとてももろいので、さわったりぶつけたりしないように注意してください。
●湿気やすいお菓子です。湿気ると食感がそこなわれます。もしも多いようなら、はじめからこの半量で作りましょう。
●大きさを揃えるのは、焼き上がりを均一にさせるためです。デジタルばかりがないときは、計量スプーンの小さじ1を目安に。生地をぎゅっと押しつけるように「すりきり」状態にするといいでしょう。きっちり10gにならなくても、大きさが揃えばOK。
●簡単な作業ですので、お子さんと一緒に作るのも楽しいですね。ただ、どうしても生地がダレやすくなるので、(1)を省いてスタートし、(5)が終わったらラップをして冷蔵庫でお休みさせます(時間は生地のダレかたにもよるので、なんとも言えません)。その後、オーブンを予熱してから焼き上げます。
●上の材料はナショナルのフードプロセッサー1回分の最大量です。
●オーブンに入れるときの位置ですが、シャープのRE-LC2でしたら上段、その他の機種でしたら高さの真ん中を目安にしてください。
●「なかない粉糖」とは、表面に飾ってから溶けてなじんでしまわないように工夫された粉糖です。製菓材料店や通販で購入することができます。もしも入手しにくければ、粉糖を使いましょう。
(11/9追記)●ここで使っているココナッツフレークはこちらで扱っています。「ナッツ・くり類」の中の「ナッツ加工品」をご覧ください。
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