ざる豆腐
01/09/06

このところ「デパ地下特集」などで必ず紹介されるのが、ざる豆腐。いい豆乳さえ手に入れば、家庭でもすごく簡単にできます。できたてをすくって食べるのは、まさに手作りならではでしょう。慣れれば5分とかからずできるでしょう。
ざる豆腐

■材料(できあがり=直径15センチのざるに軽く半分)
豆乳…400cc
にがり…小さじ1前後(様子を見ながら)
●必要なもの●
100度までの棒温度計
ざる
ざるを受けるボウル
木べら
お玉

■作り方
(1) 鍋に豆乳を入れて中火にかけ、棒温度計で計りながら70〜75度にする。

(2) にがりを小さじ3分の1ぐらい入れてゆっくりかき混ぜる。

(3) さらに足してゆっくりかき混ぜ、様子をみる

(4) おぼろ状に固まってきたら、お玉でざるに移していく。このとき、ざるの下にはボウルをあてておく。

(5) そのまましばらく置いて、自然に水が切れるのを待つ



●半量でもできますが、小さめのざるを使ったほうがテーブルにそのまま出せるのでいいです。

●完成後すぐに食べた方がおいしいです。置くとどんどん水分がぬけて、重い豆腐になります。

●温度計を見るときは、鍋の底につけたままではなく、必ず浮かせて読みとってください。鍋底についたままだと鍋底の温度になっています。

●海水から抽出した天然にがり(無色透明の液体)を使っています。この他、粉状のものも見たことがあります。自然食品店などでにがりを扱っているところもあるようです。にがりの量を調節することで、豆腐の固さも変わってきます。にがりは直接ドボッと入れず、木べらで受け止めて散らすといいようです。ただ家庭で作るこの量だとあまり神経質にならなくても失敗なくできるでしょう。

●にがりを打つ温度はこの範囲が最適とされていますので、温度計が必要です。よい豆乳と温度計さえあれば、手軽にざる豆腐! ぜひお試しくださいね。