秋から冬にかけて、結構いろいろな飲み物を楽しみました。中でもこの「アップルスパイスティー」は、おうちカフェならではの贅沢だったと思います。撮影の脇役として買ってきた姫リンゴを皮つきのまま輪切りにして、紅茶を入れるときに一緒に入れるだけの簡単さなのですが、もちろん、他のリンゴでも大丈夫です。
写真は中が見えるようにガラスのポットを使いました。紅茶のポットはいくつか持っていて、一番よく使うのはイギリスの丸いポット。紅茶の茶葉のジャンピングがうまくいくようで、他のポットでいれたものよりもおいしく感じるのです。それに合わせてお手製のポットコゼーも作ってあります。紅茶のポットは内側の色があまり濃いと紅茶の濃さがわかりませんから、よほど濃い色がお気に入りでない限り、避けたほうが無難です。それから茶葉を入れて沈めるためのグッズが売られていますが、あれでは茶葉がジャンピングできず泣いていることでしょう。小道具としてはわかるのですが、もしも紅茶をおいしくいただきたいのであれば、茶葉はポットにそのまま入れたほうがいいと思います。
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■材料
(作りやすい最低の分量)
スパイスティー(リーフ=茶葉)…適宜
リンゴ…適宜
シナモンスティック(お好みで)…適宜
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■作り方
(2)
沸騰を待つ間に、ポットに茶葉とシナモンスティックを入れて、沸騰したらすぐ、ポットに湯を注ぐ。このとき乱暴に注がないように気をつける。注ぎ終えたらリンゴを入れてポットにふたをし、あればコゼーをかけて待つ。
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(3)
茶葉が開いて飲み頃になったら、カップに注ぐ。完成。
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●今一番のお気に入りは、ウィッタードの「インペリアル・スパイス」です。最近、ラベルのデザインが変わりました。実を言うと、前のほうが好きでした(笑)。いろいろな専門店からスパイスティーが出ているので、試してみるのも楽しいでしょう。場合によってはシナモンスティックはいらないかも知れません。あるいはよく切れるキッチンばさみで、半分に切って使っても。
●イギリスでは、ポットの茶葉は入れたままにしています。漉しません。2杯目以降は濃くなりますが、ポットとは別に熱湯を入れた小さめのお湯のポットを添えてくれるので、それで薄めて飲みます。
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