菜の花のアンチョビ炒め
01/03/18

春になると思い切り食べたくなるのが、菜の花。でも、定番のおひたしは、なぜだか私の春のパワーに負けてしまいます。私の気分はどちらかというと「ワシワシ、ガシガシ」とパワフル。思いつきで作ったのが、私のよく作るキャベツとアンチョビのパスタの応用(というか、たいして応用もしてないですね)で、これ。パスタにもまあ合うと思うのですが、2束ぐらいガッと炒めるとメインのおかずになりますよ。もちろん、酒の肴にも(笑)。

アンチョビーは缶詰です。ちょっと塩分が多いので、多くても菜の花2束で1缶でしょうか。もう少し控えても。好みで量は調整します。そこで、残ったアンチョビーはどうしましょう。迷わず冷凍してください。ニオイが移るかも知れませんから、しっかりと密閉して。解凍してまた使えばいいです。半端がいやで使い切ろうとすると、どうしても味が濃くなってしまうし、一人分とか、少しだけ料理したいなどという場合も、この方法なら気軽にアンチョビーを買うことができますね。
菜の花のアンチョビ炒め

■材料(作りやすい最低の分量)
菜の花…2束
アンチョビー…3分の2缶よりやや多め
ニンニク…2かけ
オリーブオイル…大さじ2〜3
塩、こしょう…適宜


■作り方
(1) 菜の花は切り口が硬くなっていれば1センチほど切り落とす。


(2) 半分に切って分けておく。


(3) ニンニクを切る。


(4) アンチョビーも切る。


(5) 大きめの鍋に湯を沸かし、まず下半分を先に入れて、少したったところで上半分を入れ、同時にゆであがるようにする。あとで炒めるので、やや硬めに。


(6) フライパンにオリーブオイルを入れて火をつけたらすぐに(3)のニンニクを入れて、中火でやや色づくまで気長に待つ。


(7) ニンニクがややきつね色になったら、(4)のアンチョビーを入れる。このとき油がはねることが多いので注意。すぐに香りがでるので時間をおかずに(5)で下ゆでしておいた菜の花を入れて強火で炒める。油がさっとまわって、菜の花に香りがついたら塩・こしょうして完成。必ず少し食べてみて味を調えること。





●いつまでも炒めていると、くたっとなって食感も悪くなります。(7)はスピードが命と思って、勢いよくすすめてくださいね。

【菜の花については「素材」を参照。】