小松菜誕生の地は東京・小松川。東京出身なのに、なぜか私の育った家では、あまり小松菜を食べる習慣がありませんでした。緑色の野菜というと、いつもホウレン草だった気がします。ホウレン草のほうがイメージとしてより栄養価の高い野菜と思われていたのでしょうか。父は江戸っ子だったのにポパイ神話が頭にあるせいか、「根っこの赤いところは栄養があるんだ」とか「ホウレン草を食べていれば病気をしないんだぞ」と食卓にホウレン草が出るたびに言ってたのを思い出しました。

小松菜はくせがなくて食べやすい野菜なのに、ずいぶんもったいないことをしたなあと思わざるを得ません。暑い夏を迎え、カラダもきつくなってきます。小松菜のビタミンパワーを利用して、少しずつ体調を整えるのはいかがでしょうか。飲みやすいジュースなので、野菜が苦手なお子さんをお持ちのかたにもおすすめします。