一時期ものすごくタイに夢中だった時期があって、タイ語も習っていました。先生はタイからの留学生で、結婚していて、まだ小さな子供がいるという女性でした。お料理も得意。ときどき勉強を早めに切り上げて、キッチンに立つことも。家族をタイに残しての留学で、「一緒に食べてくれると寂しさもまぎれてうれしい」と言われて以来、たびたびご馳走になったのを覚えています。
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■材料
レッドカレーペーストもしくはグリーンカレーペースト…1袋
油(なたね油かサラダ油)…大さじ2〜3
タケノコ…1/2本
ブナシメジ…1パック
ココナッツミルク…1缶
スルメイカ…1/2はい
マグロ…100g程度
ブラックタイガー…8尾
グリンピース…カップ1/4〜1/2(お好みで)
(以下、あればなお可の食材)
パクチー…1/2束
バイマックルー(こぶみかんの葉)…2〜3枚
レモングラス(できれば生)…2本
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カレーペースト
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■作り方
(1)
中華鍋(もしくはフライパン)に油を入れて温め、次にカレーペーストを入れて香りが出るまで約1分ほど炒める。
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(2)
ココナッツミルクを入れて、混ぜる。
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(3)
2〜3本ずつにばらしたブナシメジ、細切りにしたタケノコを入れて、あればバイマックルー、レモングラスも入れて中火で煮る。
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(4)
5分ほどしたら皮をむいて食べやすい大きさに切ったイカ、背ワタをとったブラックタイガー、1センチ角ぐらいに切ったマグロを入れてさらに5分ほど煮る。
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(5)
味を見て、必要があれば、ナンプラー、砂糖、生クリームなどで調整をする(今回は少しナンプラーと生クリームを使用)。
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●マグロは、たまたま冷蔵庫に前日の残りの「マグロのたたき」があったので、それを入れて以来やみつきに。刺身を買ったけど、思ったよりもおいしくなくてという時には、思い切って刺身をあきらめ、これに変身させるといいかもしれません。サクで売られているのは量も多いので、その日は刺身、残りはカレーというのもありですね。
●魚介類は火を通しすぎるとかたくなります。温め直しするときは、食べる分だけ別鍋でするのがいいと思います。上の魚介類の材料は、あくまでも目安です。冷凍庫のそうじを兼ねて、少しずつ残った材料を使ってもいいのでは?
●パクチーは中国語で「香菜(シャンツァイ)」英語で「コリアンダー」。根がついている場合は、香りづけに根も使います。ただし、食べません。レモングラスも香草の一種。ススキのような葉ですが、実際に使うのは根元に近いふくらんだ茎。堅いので、盛りつけの時には取り除きます。繊維質だらけで食べられません。
(写真)左がレモングラス。カマタ菜園から採りたてを撮りました。右、バイマックルー。この柑橘類の葉は、2枚が合体したような形をしています。現地ではその状態ですが、日本で見かけるのは冷凍か乾燥で、2枚に分けられていることが多いです。
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