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2001年3月2日(金) ただいま
午後3時。無事に帰宅。とりあえず、帰宅報告。現地レポート&画像いっぱいあるので、おいおいアップの予定。とりあえず、帰宅だ、ふー。

2001年3月3日(土) 知ると言うこと
日本では口蹄疫なんてほとんど報道されていないが、イギリスでは私が行っている間じゅう、そりゃあもう大騒ぎだった。この際、みんな知っておいたほうがいいんじゃないのか。豚だけ、イギリスだけなんて思ったら、とんでもない。すでにイギリスから輸出されていたというので、ヨーロッパで大騒ぎになっていた。ATOK13の辞書にもないぐらいだから、口蹄疫ってたぶん耳慣れない言葉。今日はたまたま知り合いが専門家で、そのうえイギリスに在住していたこともある人で、直接話を聞くことができた。「今は農場を焼くことで済んでいるかも知れないが、万が一、農場に野生動物が入ってきて、それがウィルスを運んだら、たちまち広がっていく。家畜の間で済むだけならまだマシだ」というような話だった。そのウィルスもかつてドーバー海峡を風に乗って移動した記録があるらしい。たしかにイギリスは遠い国で、しかも大陸続きじゃない。だから新聞ではほとんど取り上げられることもないけど、そんなんでいいのか。

2001年3月4日(日) 冬野菜のリゾット
朝から調子が悪い。そうだそうだ、花粉症の季節に突入していたのだ。医者の処方による目薬のストックがあったので、とりあえず目のかゆみはOKになった。問題はくしゃみである。ぶわっくしょん! イギリスで買ってきたフンギ・ポルチーニ(ポルチーニ茸)のブイヨンを使って、冬野菜のリゾットを作った。おもいきりおいしくできた。パッケージにひかれて買ったのだが、ついでにおいしいなら最高である。もっと買ってくればよかった。

2001年3月5日(月) 医者をかけもち
未明から原稿書きに勤しみ、歯医者へ行って例のごとく「この広ぉい 野原いっぱい〜♪」なんかを聴きつつ歯肉の調子のチェックや歯石除去をしてもらい(これまで気がつかなかった曲があることを発見したが、これを書いている今、すっかりメロディーまで忘却していることに気がついた)、歯科衛生士さんの後に先生のチェックがあるのだが、先生を待つ間に横になってる診察台で爆睡。先生に起こされて悲しかった(爆)。時計は12:15。コンビニでカラーコピーした後、ぎりぎりセーフで眼科にワープする。午前中の最後の患者だったようだ。いつも通りの点鼻薬を出してもらい、帰宅してすぐさま点鼻薬ぶしゅー。なにしろ歯医者の診察台でものすごい大きなくしゃみを連発していたのだ。やれやれ。郵便局、雑用など、細かいことも少しずつ片付けていく。急きょ、7日に東京へ行くことになった。

2001年3月6日(火) タイカレー
朝、急にタイカレーを作った。冷凍庫にあるスルメイカと真鱈を解凍し、野菜はタケノコとブナシメジ。夕食用に朝から仕込んだのだが(すぐに食べてもうまい。煮込み続ける必要はまったくないものの、寝かせて夜食べると2割ほどうまさ向上である)やっぱりたべたい衝動にかられて、朝食もタイカレーだった(笑)。

2001年3月7日(水) フランフラン
朝から東京。早めに出て、バスの中でイギリスレポートの構成を組み立てる。このどうしようもない空間が大好きで、とても細かい部分まで組み立てることができた。待ち合わせまで3時間の余裕。自由が丘に行く計画をしていたものの、あまりにも中途半端になったので、渋谷。どこかの掲示板でパルコPART3のオレンジハウスが閉店したと知っていたが、なんとアフタヌーンティーまでなくなっていた。PART1地下にある本屋でフランフランがPART2に入っていること、アフタヌーンティーは東急本店の別館にあることを知り、とにかくこの2つをチェックするつもりで動く。フランフランはイギリスのコンランショップに花を咲かせたような感じ。ものすごく充実していた。乳白色スケルトンのボールペンと、黒色紙製台紙のアルバム(これはイギリスのチケットなどのスクラップをする)、その他ちまちまとお買い物。急いで東急本店別館へ向かった。途中に「アフタヌーンティーは閉店しました」という貼り紙! なんと、私が知らなかったところにもかなりの規模のアフタヌーンティーがあった模様。2フロアだったらしい。ガシガシ歩いて東急別館へ。1階がアニエスb。2階がサザビーほか。3階がアフタヌーンティーとティールーム。saitaリビングに掲載されていた新製品がディスプレイされていた。でも雑誌のイメージとちょっと質感が違っていたために、見るだけ見てオシマイ。ボダムの魔法瓶(2500円)によろめきそうになるも、ぐっとおさえた。14時のインタビューもなごやかに終了。16時にお茶の水で雑誌の担当者と会い、これもめでたく終了。こちらはカラー3ページ、2か月連続の執筆と決定。担当のT君、途中から鼻水が止まらなくなっていたけど、スギ花粉症のような気がする。ま、まさか、カマタアレルギー?


バッグクリップ、黒い紙台紙のアルバム、乳白色のボールペン(以上、フランフラン)、スーパーの袋のストッカー(deux C)、いろんなテイストのチョコ(ソニープラザ)

2001年3月9日(金) 雪!
午前2時半起床(ごぜん・2・じはんきしょう→変換→午前2自販機症、だって。笑える変換)。雪はみごとに積もっていた。これが朝6時の様子。天気は良さそうなので溶けるだろうなあ。




2001年3月10日(土) ヤード・ポンド法
イギリスで撮りまくってきたリバーサルの現像があがってきた。どれもイイ感じだ。写真の中のプライスカードを見ていて「どれもキログラム表示になってる」ことを確認。以前はヤード・ポンド法で表記はポンドだった(ポというよりパに近い発音)。1ポンド=453.6g。ところが法律によって1999年12月31日以降はポンドではなくキログラム、グラム表記にしなさいとなったらしい。詳しくはここ BBCの料理番組を見ていたらちゃんと両方で言っていた。そういうことだったのかと思って念のためイギリスの料理本を見たら、ずっと前から両方の単位で書かれていたのだった(爆)。午後、スーパーに行ったら、外国人男性が店員さんに何か聞いているのだが、ラチがあかずに困っていた。聞けば「ケーキのためのマーガリンを買いたい」とのこと。「ケーキ用マーガリンならこれだけど、ケーキ用のバターはこっちです」と教えてあげた。「こっちではケーキに使えない?」と指を指されたのがラーマ・ソフト。「使えない」「じゃあ、ケーキ用のマーガリンのもっと大きいのが欲しい」「日本のスーパーマーケットにはこのサイズしかない」「じゃあこれにしよう」「これひとつでどのくらいのサイズのケーキができるんだろう」「箱の裏にパウンドケーキで2本分と書いてありますよ。でも、無塩バターのほうがいいのでは?」←しつこい「うーん、デブになっちゃうから」了解。今ならまだバリバリ英語だ。

2001年3月11日(日) イチゴ狩り
いきなりイチゴ狩りへ(笑)。なんたって生産地が近い。車で30〜40分も走ると観光イチゴ狩りができる。でも、前に行ったときは酸っぱくて、イチゴの株も疲れていて(あまり手入れされていないショボイ株だった)この先どう考えてもおいしくなりようがないイチゴだったので、以後、急速にイチゴ狩り熱は冷めたのだ。でも、この時期になるとちょっとは気になるし、あのイチゴ園だけがダメだったのかも知れないと思い、行ってみた。もちろん、今度は別のところへ。で、出てくる人に「甘かったですか?」って聞いたら、子連れの二人が口を揃えて「ものすごく甘かった」と。そこに決めて入園料1100円を払い、イチゴミルクとカップをもらって入園。制限時間は30分とのことだったが、10分もしないうちにかなりのイチゴ腹に(爆)。ほんと甘かった。手入れもよく、いい株のイチゴばかりだ。後半10分、手前の1棟のビニールハウスにも入れさせてもらったら、そちらはあまり株がよろしくなく、味も比例していた。少しでも園芸ができる人なら、株を見ただけで分かるかも。ただ、イチゴミルクはおいしいメーカーの物とも限らないので、こっそりチューブのコンデンスミルクを持っていった方がいい。最初は何もつけずに食べて、途中からコンデンスミルクを。イチゴのフルコースのデザート感覚で楽しむ。うーん、その夜はイチゴの夢を見そうなほど堪能。ういっぷ!

2001年3月12日(月) 確定申告
毎年この時期は憂鬱。10数年前から個人事業主になったために、確定申告が必要なのだ。めんどうである。めちゃめちゃめんどうである。あの記入すべき書類の煩雑さにじんましんが出そうだ。今年は提出期限ぎりぎり。はー。会社勤めのほうがナンボか楽である。だからといって私には会社勤めができそうもない(笑)。

2001年3月13日(火) 確定申告・2
終わらない。

2001年3月14日(水) 確定申告・2
まだまだ終わらない。悪夢。

2001年3月15日(木) 確定申告・完
仮眠して、夜中から最終的な申告用紙への転記。明け方、プリンターで収入一覧、経費一覧を打ち出すが、途中でプリンターが調子悪くなる。こらー、あとちょっとだから働いてくれ〜などと、めったやたらお願いモードに。インクジェットがきたなくなってクリーニング、その後に意味不明のかすれ、一度全部電源落としてようやく復活したもののインク切れと、そのまま映画にでもなってしまいそうなほどのトラブル続き(笑)。ようやく終わった。祝杯あげるような時刻ではなくて残念だ。その後はランチ20人前(実際には25人に増えていた)の仕込み。いやあもう、準備万端じゃなくて申し訳ない。でも、しっかりケーキまで焼いていた。Mさんの助けもあって、なんとか無事に終了。へろへろになっていた。

2001年3月16日(金) 
すっかり春の陽気。イチゴ狩りの帰りに苗やジャガイモの種芋を購入してきたのだが、週半ばのちょっとした時間で苗のほうはしかるべきところに植えてみた。ブルーのスカビオサを中心にして、白いぷちぷちした花(今、どうしても名前が思い出せない。悔しい)をぐるりと。垂れ下がるようになるので、これからが楽しみ。それからワイルドストロベリーを3株。真冬をのぞいてずっと収穫できたから、気をよくして去年からのものに追加。

2001年3月17日(土) ガーデニング
イギリス旅行中、前からずっと行きたかったキューガーデン(王立植物園)に行った。それからたくさん歩いたので、いろいろな家の前庭も楽しませてもらった。日本で大ブームになっているガーデニングとは違い、とても成熟した大人の楽しみであるガーデニングを見て、ずいぶん勉強になった。今、〆切がたてこんでいるのでアップできないけど、できるだけ早くイギリスレポートをまとめたい。ということで、予告予告! 衣食住、いろんな角度から鋭いツッコミを入れていくぞ、と。

2001年3月18日(日) 文具カタログ
文具カタログの最新号が届いた。800ページぐらいあるもので、必要な物はたいていこれで揃えることができる。言わずと知れた文具フェチであるからして、この時期は大変である。まずは最新号になくて今の号にはあるものを注文しないとますます入手困難になるので、それに該当するものを探していく。次に最新号から扱い始めたものをチェック。全部買うわけではないが、次々に付箋が貼られていく。まったくやっていることはガキである。お年玉の使い道についてあれこれ悩むガキと同じである。ちょっと違うのは、ガキはしょせんガキであるからしてしょーもない買い物をすることが多いのに対し、ガキを何年もやっている社会人ガキは、失敗することが少ない。失敗したところで親のチェックが入らないから失敗がバレることは(自分から公言しない限り)ない。物欲魔はこうして立派な物欲魔に出世していくのである。

2001年3月19日(月) 送別ランチ
生協が一緒だった人が転居するので、送別会を兼ねたランチをした。朝は朝で走り回り、夕方もなにやら走っていたのだった。まったく飛脚な人生。とうとう原稿はあがらずに暮れる。

2001年3月20日(火) おでかけ
近場の行楽地に出かけてみた。数か月行かなかっただけで、かなり様子が変わっていた。土産物のテナントがひそかに撤退しているようなのだ。もともと企画力に欠けているとは思っていたが、ますます買うべきものがない。年間パスポート(これは1回の入場料金にちょっと足したぐらいの低料金)を買っても、毎回なんらかのお金が落ちなかったら苦戦するだろう。喜んで落としてもらえるような工夫がとても足りないのである。私はオーガンジーのランチョンマットを1枚買ったが、それ止まりだった。何かを買ってうれしそうにロゴ入りの袋を下げている人は皆無。去年行って「しょーもないうどんに800円ぐらいを払ってぶーぶー」・・・と書いたが、その店も撤退していて、もぬけの殻だった。先行き、ちょっと不安。(とか言いつつ、年間パスポートを更新してきたのはバカ?)

2001年3月21日(水) 原稿アップ
イギリスの原稿をようやくアップし、使う写真もほぼ絞り終えた。すごい作業だった。書いているうちにレイアウト案も浮かんできて、なんだかとってもいい感じである。途中でポジをデジカメで撮影し、それでレイアウト作業を進めてもらうことにした(妙案!)。あと一息というところで疲れもピークに達していたのだが、ボーイフレンドの写真が出てきて、思わずにんまり。むふっ。明日は会いに行こうっと。彼(ムー君)にはイギリスで首輪につける迷子札を探し出して買ってきた。ちゃんと彫ってもらえるし、値段も手頃。いろんな犬の種類もある。ミスターミニッツ(だっけ?)のような靴の修理や合い鍵を作る店に置いてあった。目立つところには表示してなくて、スタッフの人に聞いたらサンプルがずらり。愛犬、愛猫と暮らしている人には旅の記念になると思うので、おすすめ。




ムーは遊んでもらいたくてじっとしない。本当はもっと美形!

2001年3月23日(金) イカナゴのくぎ煮
外出から戻ると、郵便受けが満杯。郵便物って極端に少ないか、あふれそうか、そのどちらかしかないような気がする。今日は友人からイカナゴのくぎ煮が届いた。お手製。これがあればご飯がいくらでも食べられてしまうという「美味にして恐ろしきもの」なのだ(笑)。ネット検索してみたら、イカナゴのくぎ煮って、まだ15年ほどの歴史しかないそうな。なんとなく郷土の伝統食だとばかり思いこんでいた。でもすっかり伝統食になっているのだから、それでいいのだけど。いけないのは体重計だけ(爆)。市販の佃煮はべとべとして飽きがくるのに、これは水飴を使わないせいか、佃煮とはといってもべとべとしていない。私がかつて学校給食で「苺ジャム恐怖症」にかかったように、佃煮恐怖症の人もベトベトがその原因だとしたら、これを振る舞って差し上げたい(でも絶対に振る舞わないもん)。



2001年3月24日(土) ぽかぽか
サクラのつぼみがふくらみかけていた。東京では開花しているらしい。そろそろアミガサタケ・・・。




2001年3月25日(日) ジャガイモの植え付け
種イモは買ってあったのになかなか植え付けできないでいた。雨が降りはじめたのでちょうどいいと思い、イッキに作業。男爵、3キロをわさわさと植え付けた。あっという間に終わる(←けっこう雑)。遅れていたスイセンが咲きそろった。まだつぼみのままのもある。なんだか今年は遅いようだ。




2001年3月26日(月) 「カマタ式英国遊歩紀行」
金曜日に「カマタ式英国遊歩紀行」をアップしたところ、反響がすごいし、アクセス数もかなりのいきおいで伸びていて、とってもうれしい。いつもの週末は平日に比べてアクセス数が落ちるのだが、この週末は落ちるどころか数割増しだった。すでにあと2日分を書き上げていたが、ページを増やせばアクセスしてくれる人にとってそれほどストレスにならないとわかって、大幅加筆することに決定! 久しぶりに歯医者。懐メロ大全集とも思えるCDはかかってなかった(拍子抜けした)。先生にとあることを指摘され、まったくもってその通りなので返す言葉もなかった(爆)。


2001年3月27日(火) 入稿
月刊誌のイギリスレポートの1回目を無事に入稿した。企画から構成、写真と文章、すべてに関わっているので、ポカが怖い。デザイナーのK子ちゃんとFAX、メールを駆使して指示がとびかうのなんの。でも、すごく充実していて楽しい。

2001年3月28日(水) うれしい電話
夜、月刊誌の担当者T君から電話があり「2回掲載だったイギリスレポートを3回」に、しかも「3ページを4ページの展開で」とのこと。とってもうれしくて、お酒がおいしかったのは言うまでもない。


2001年3月29日(木) ミシミシぐわぉーん!
レンジを使おうとしてドアに手を掛け、開こうとした瞬間ミシミシぐわぉーん! ドアには厚みがあるのだが、それが前と後ろにみごとに剥がれてしまい、つかいものにならない。10年間、毎日のようにオーブンとレンジを使い、よくまあ耐えたものだと思う。私がこのオーブンレンジなら、夜中に台車に乗って脱走をしているだろう。さて、いきなり次のオーブンのことを考えないと。昨日受け取った新しい仕事も、オーブンの足しに消えるのか、ふう。


2001年3月30日(金) 苦悩
オーブンレンジの機種を絞り込んでからお店に行こうとして、カタログをながめる。大きさは30リットル以上で、2段調理できるとなると数えるほどしかない。しかも角皿2枚となるとメーカーは自動的に決まってくる。角と丸皿の組み合わせでよければ、デザインが美しい。しかも庫内の高さがある。デザインをとるか、角皿2枚をとるか。うううううううううーむ。そうそう、S社のカタログに「ムラを抑えて、焼き上げ」とあって、パンの写真が載っている。他ではこうだけど、うちのではこんなにきれいな仕上がりと胸を張ったコピーである。しかしよく見ると、その比較写真のパンはどちらも同じもので、画像処理によって美しい焼き色とそうでない焼き色に加工されているのである。こんなことが許されるのか! (イメージ写真)とでも書くべき。そうでなければ、インチキである。消費者も賢くならないとダメという、よい見本だった。


2001年3月31日(土) オーブン♪
あまりにも不便なので、オーブンレンジを買いに。昨日からカタログで絞り込んで、東芝「ER-SSB1」シャープ「RE-LC2」のいずれか。東芝7:シャープ3ぐらいの気持ちだった。つくばは家電激戦区で、プチ秋葉原になっている。もっとも本家の秋葉原はもはやパソコンに移行しちゃってるから、本家以上に激しい戦い。端のK電器からのぞいていく。カタログに値段を書き入れながら、使い勝手を見る。東芝のつくりは頑丈そうでいいのだが(今まで使っていたのも10年よく働いてくれたし)、いかんせん、デザインが。10年前のよりもヒドイのである。ER-SS1あたりから「8つ目赤外線センサー」というのを搭載して、食品の仕上がり温度をしっかりチェックするようになっている。どうもこのウリのためにドアに欽ちゃんの仮装大賞で使われるような得点表(上に伸びるやつ)をつけてしまい、これがまた色に溢れていて、私としてはどうにも、はー。東芝125周年記念商品らしい。だったらもうちょっとデザインにも力を入れてくださいまし。シャープのほうはカタログにはないステンレス仕様がでていて、なかなかよいのだ。あとは値段だけ。歩いてS無線に向かい、ここですばらしく商品知識のあるお兄さんに「2段買うならシャープのほうがムラが出ない」と説得される。「下の段は色が薄くてあとで上と下を入れ替えるとかいうなら、それは2段調理とは言い難いのではないか」←言い切る。ヒーターの上下も見せてくれた。値段は東芝にしてもシャープにしても、K電気よりものすごく安い(というか、シャープは表示よりもさらに下げてくれた。東芝は展示もしてなかった)。ちょっと頭を冷やしにスーパーに入り、そのあと電気街とは離れたところに店舗を構えるKへ。「K電器よりお安くします」と表示。売り場の人に「Sで64000円と言われました」「うーん、じゃあ63000円にします!」即決。シャープ「RE-LC2-C」お持ち帰り〜♪ 帰ってエレクタに置いたら、これがもうハマりすぎているデザインだった。液晶ナビにしたがって空焼きをし(写真は空焼きのとき。部屋のいろんなものが写り混んだのでボカシ入れました)、しばらくしてから紅茶を温めてみた。60度設定のキー(自動)で、温め終了後にかき混ぜて棒温度計で測ったら60.5度。結構優秀かも(笑)。




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Akiary v.0.30