ロンドンの紅茶というと、ハロッズ、フォトナム&メイソン、ウィッタードが有名ですが、The Tea Houseもあります。白地に赤の模様が有名な袋に入っていて、イギリスではよく知られた店です。ただ、やはりお土産となると安っぽい感じがするのか、この店の頂き物をすることは稀ですね。交通博物館から歩いてすぐのところに店があります。木造の落ち着く店です。私はこの店と、このすぐ先にあるナチュラル・シュー・ショップ(足にいい靴しか扱わない、すごいポリシーの靴屋さん。イギリス国内に数店舗あり)も店構えが好きです。自分で店を持つなら、こんな店がいいな。いつ行ってもそういう気持ちになります。さて、The Tea Houseですが、香りを知るためのサンプルが出ていて、自由に香りをティスティングして決めることができます。ただ、私が心ひかれたパッケージのものがいくつか、サンプルが出ていませんでした。カウンターのお兄さん(フードスタイリストの板井典夫さん似でしたぁ)に「この紅茶の香りを知りたいのですが」と切り出すと、「いいですよ。どっちからにします?」とあっさり。「うーん、どっちからにしよう。どっちだと思います? えーと、こっち!」「やっぱりね。こっちだと思ったんだ」などという軽快なやりとりのあと、クリスマス・ティーとウィンター・ティー、どちらも買うことに。他にもスパイス・ティーをいくつか。2階では袋詰めの作業中でした。全部手作業。まあ、そんなものなのかな?
◆The Tea House(100g入り8袋)---£14.80
The Tea House
15A Neal Street London

 



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